第23回 430MHz全国伝搬通信実験 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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◆データ 富士スバルライン4.5合目/山梨県南都留郡鳴沢村 ◆運用日 2001年7月28日12時-29日12時 晴れ ◆アプローチ 富士スバルライン=富士スバルライン4.5合目 ◆メンバー 単独 |
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恒例の430MHz全国伝搬通信実験に、富士スバルラインにて参加しました。 ■CQ誌掲載の寄稿文 各エリアから見た伝搬通信実験の成果 1C-06 今回の実験では昨年に引き続き、山梨県側の富士山の5合目に通じる富士スバルラインの途中で運用しました。早朝に現地についたとはいえ、さすがにこの時期は富士登山の観光客で大混雑、当然ベストロケーションには車を止められず結局、北方面はそこそこ、南西方面は富士の裾野が邪魔する、といった場所での運用となりました。 さて今回は朝から好天に恵まれ、好コンディションが期待出来そうな予感がしました。実験が始まり、1エリア、0エリア、3エリア、は相変わらず強力に入感、しかし例年浮いてくれば何とか聞こえるはずの6Bグループは全く聞こえず、これからの実験の西方面に対するコンディションの厳しさを感じました。17時からの7Bとのスケジュールでは各局が強力に入感、西方面とは反対に北方面はコンディションが良さそうでした。さらに19時からの7Aとの交信も軒並み59フルスケールで、今後の北海道とのスケジュールに期待が膨らんできました。20時からは4Bさらに4Aとスケジュールが続きます。しかし予想通り西方面のコンディションは悪く、とくに4Bとの交信ではQSBの谷間で落ち込むと、コントロール局が聞こえなくなりそうな状態でした。翌日3時からは8エリアとの最初のスケジュールです。7エリアとのスケジュールで好コンディションが期待されていただけに楽しみでした。8Aグループは北海道の中でも山梨から比較的よく聞こえるエリアなのですが、予想通り各局とも軒並み強力に入感し、今年は例年になく多くの局と交信することが出来ました。早朝の9エリア、2エリアとのスケジュールを順調に終え、7時からは問題の6Aグループとのスケジュールです。6エリアは昨日全く入感しなかったので半分あきらめていたのですが、耳を澄ますと交信可能レベルでコントロール局が聞こえました。今年は6エリアとの交信をあきらめていたので、まずはほっとしました。さらに9時からは8Bグループとの交信です。山梨からは例年ほとんど聞こえないエリアなのですが、コンディションに助けられ今年は多くの局と交信できました。 今年の実験では、西方面のコンディションはあまりよくなかったのですが、北方面、特に8エリア方面はコンディションが良く成果を上げることが出来ました。 交信局数 ※局数の算出にはJI3SRZ作、「HLCOUNT Ver 1.03」を使用。
6エリアおよび8エリアの交信局と交信距離 ※WinDx Ver 4.1にて計算
■写真 アンテナは自作のK1FOタイプ22エレ2列2段、プリアンプはアンテン製のGAS-0720、電源はシールドバッテリーです。 |
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