北岳 |
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◆データ 北岳/山梨県中巨摩郡芦安村 3192m ◆登山日 2000年7月15-16日 雨のち晴れ ◆アプローチ 広河原登山口 ◆歩行ルート 7/15 広河原登山口-大樺沢二俣-右俣コース-小太郎尾根分岐-肩ノ小屋(泊) 7/16 肩ノ小屋-北岳-肩ノ小屋-小太郎尾根分岐-右俣コース-大樺沢二俣-広河原登山口 ◆メンバー 村松夫妻、石井氏、野田氏 |
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■日記 本格的な南アルプス登山ははじめてという無謀な計画のターゲットに選ばれた山は標高日本第2位の北岳(3192m)である。当初は、日帰りはちょっとつらそうなので肩ノ小屋のテント場で1泊、という計画であった。 初日、広河原登山口を出発。出発するとまもなく雨が降り出し、二俣を過ぎたあたりから土砂降りとなった。さらに小太郎尾根では西から吹き上げる暴風雨に見舞われ、長時間の登山による疲労と寒さで小屋に到着するのがやっとであった。この状況ではとてもテント泊は無理なので、そのまま小屋に泊まることにした。このときの体験はいまでも同行したメンバーの言い伝えとなっている。「山をなめてはいけない」、その言葉の意味は身をもって経験した一日目であった。 翌朝、前日の暴風雨がうそのように晴れ渡り、山頂では360度の大パノラマを見ることができ最高であった。山頂から見える山々を指差しながら、「今度あの山に行こう」とか「いやこっちの山が先だ」などの話になり、すっかり前日の苦行を忘れてしまっていた。やっぱりこの感激は前日の経験があったからに違いないとあらためて感じた登山であった。 ■写真 広河原登山口から出発。出発間もなく雨が降ってきた。 大樺沢の雪渓をしばらく歩き二俣にで休憩。ここには最新の浄化システムのトイレがあった。その後雨は土砂降りになった。 暴風雨のためテント泊を断念。肩ノ小屋に泊まることにした。 二日目の朝、富士山が見えるほどに天気は回復。 目の前には鳳凰三山。 北岳山頂方面も回復傾向。 小屋前でメンバーの記念撮影。 オベリスクを背景に。 肩ノ小屋から北岳山頂に向けて防寒装備で出発。 山頂直下は登山者で一杯。 北岳山頂に到着。昨日の悪天から一転、今日は澄み渡る青空。 山梨百名山の標柱と一緒に。背景に見えるのは中央アルプス。 櫛形山の向こうには富士山。 北方面には仙丈ヶ岳。 下山途中で北岳山頂方面を振り返る。 登山口到着。疲れたけど楽しかった。 おしまい。 |
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